次に「杉安」地区の特殊な気候。
西都のこんな内陸部だけれど、ここは昔から「杉安の貧乏風」と言われる特殊な風が夜中に吹く所です。このため極温に下がらず(極端な低温にならないということ)、暖かな所しか育たないポンカンでも、スクスク育つことができる理由です。
なぜ「貧乏風」というのかわかりませんが、ポンカンと私たちには本当にありがたい(貧乏ではない)福呼ぶ風なのです。
さらに、急傾斜地であるということ。
そのため、太陽の光を有効に受けることができ、糖度を上げるに必要な排水が非常にいいということです。
この特殊な三つの要素が相まって「おいしいポンカン」ができるのです。
まさに「適地適作」です。
参考:哲ちゃんの晴耕雨読 『ホームページ、リニューアルにあたって』 『ポンカン大きくなりました』